骨粗しょう症と診断された場合には骨粗しょう症の治療には、
薬物療法、食事療法、運動療法を行います。
また、検査後骨粗しょう症ではない方でも、
加齢による骨粗しょう症にならないための予防として、
サプリとして薬を飲むこともお薦めしています。
そして、治療と同様、食事と運動が予防につながります。

| 活性型ビタミンD3製剤 |
食事で摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きがあります。 また、骨形成と骨吸収のバランスも調整します。 |
|---|---|
| ビスフォスフォネート製剤 |
骨吸収を抑制することにより骨形成を促し、骨密度を増やす作用があります。 骨粗しょう症の治療薬の中で有効性が高い薬です。ビスフォスフォネートは腸で吸収され、すぐに骨に届きます。 |
| SERM(サーム) | 骨に対しては、エストロゲンと似た作用があり、骨密度を増加させますが、骨以外の臓器(乳房や子宮など)には影響を与えません。 |
| 副甲状腺ホルモン(PTH)注射 | 骨代謝を司るホルモンで、古い骨を壊し(骨吸収)、新しい骨を作る(骨形成)という骨代謝回転を早める作用を持ちます。 |
| カルシウム | 食品1回使用量(g) | カルシウム量(mg) |
|---|---|---|
| 牛乳 | 200 | 220 |
| スキムミルク | 20 | 220 |
| プロセスチーズ | 20 | 126 |
| ヨーグルト | 100 | 120 |
| 干しエビ | 5 | 355 |
| ワカサギ | 60 | 270 |
| シシャモ | 50 | 175 |
| 豆腐 | 75 | 90 |
| 納豆 | 50 | 45 |
| 小松菜 | 80 | 136 |
| チンゲンサイ | 80 | 80 |
| ビタミンD | 食品1回使用量(g) | ビタミンD量(μg)[IU] |
|---|---|---|
| きくらげ | 1 | 4.4[176] |
| サケ | 60 | 19.2[768] |
| うなぎの蒲焼き | 100 | 19.0[760] |
| サンマ | 60 | 11.4[456] |
| ヒラメ | 60 | 10.8[432] |
| イサキ | 60 | 9.0[360] |
| タチウオ | 60 | 8.4[336] |
| カレイ | 60 | 7.8[312] |
| メカジキ | 60 | 6.6[264] |
| なまり節 | 30 | 6.3[252] |
| ビタミンK | 食品1回使用量(g) | ビタミンk量(μg) |
|---|---|---|
| 卵 | 50 | 7 |
| 納豆 | 50 | 435 |
| ほうれん草 | 80 | 216 |
| 小松菜 | 80 | 168 |
| にら | 50 | 90 |
| ブロッコリー | 50 | 80 |
| サニーレタス | 10 | 16 |
| キャベツ | 50 | 39 |
| カットわかめ | 1 | 116 |
| のり | 0.5 | 2 |